エベレスト街道トレッキング2日目。
BenkerからNamucheまで進みます。
朝起きると室温は3度でした。
毛布1枚では少し寒くて旦那はあまり寝れなかったらしい。
朝ごはんはスニッカーズ。
旦那はチベタンブレッドを注文。
注文してから生地をこねて作ってくれてました。
早く出発する日は前の晩に注文しとかないと。

ゆっくり朝ごはんを食べてチェックアウトは8時過ぎ。
寒いのでメリノウール、フリース、ニット帽としっかり防寒。
ロッジ横の橋を渡ってその後はゆるゆると登って行きます。



日が昇るとあっという間に気温が上がる。
あっという間に上着やニット帽、メリノウールを脱いで半袖1枚に。
Benkerを出て30分でMonjoに到着。


9時過ぎ国立公園入場。入場料は3000RSでした。
ここでも前日同様買ったすぐ横で警察?のチェックを受けます。
いや、昨日も思ったけど購入と同時にしたらいいやん。。

国立公園入場後、いったんガッと下がります。

大きな荷物を担いだポーターさんやロバの群れが登り下り。
ロバやヤクの群れが来たら基本的にトレッカーは谷側ではなく山側に避けるルールです。
ここで私はポジショニングが悪くてロバさんの背中に積んである荷物に押されてちょっと危なかった。。
下りきったあと、橋を渡って河原を進みます。
(*帰路では川沿いの道が閉鎖されて山側の道のみ通行可になっていました。)欧米系カップルと抜きつ抜かれつ。


川沿いに進むと前方には吊り橋が二つ。
奥が新しい方の吊り橋で2013年にできたそう。
手前の古い吊り橋はもう使っていないみたいです。


橋渡りまーす。
強風!

吊り橋の上がちょうどビューポイント。
map.meにはエベレストビューと書いていますが、これ多分Taboche(6495m)。
エベレストはさらに北側なので流石に遠くて見えないかも。


吊り橋を超えるとここからは怒涛の登り続き。
Namcheまでただひたすら、標高差は約500mを登ります!
(吊り橋付近:2900m→Namuche:3450m)

無心で登り続けて、いったん小休止。
ここエベレストが見えるビューポイントの一つ。
看板の裏からしっかりと見えました!!


水道もあるのでナルゲンにしっかり確保。
トイレもあります。ありがたや。
NamucheはJorsallという村からしばらく村がない区間が続くので昼食のタイミングが難しいです。
お腹減ってきたけどもうNamucheまで行くしかないのでスニッカーズで我慢。
さて再出発しまーす。疲
ここからもまだまだずるずると登りが続きます。

頑張って登ってNamucheの手前でチケットチェックを受けます。
ここでも最終目的地や下山時期の確認。下と連携しているかは果たして謎。

ここで日本人女性とアメリカ人男性のパーティに出会ったので少しお話し。
インドビザ申請は国籍ごとに値段が実は違うらしい(そんなのアリ!?)、とか
(元宗主国のイギリスはものすごい高いらしい。嫌われてるんかな。)
予定していたガイドさんが諸事情で変わってしまっていけてないガイドになったとか。
楽しかった~。
EBCまでの行程は大体同じなので彼らとはこの後も何回かお会いします。ご縁を感じる。。
そしてチケットチェックからNamucheはすぐ。
さらに奥のNamuche Bazarを目指します。



Namuche Bazarの案内図のある右手階段に進みました。
左に行った方がNamucheの入り口に正しく入れます。。
階段を上った先で見える、南西にそびえ立つ山々がまるで壁。綺麗。

Namuche Bazarで狙っていたロッジに向かったところ、
ルームチャージは500RS/1人とのこと。えっ高いな。。
隣のロッジにも聞いたら同額。その人曰く、Namucheはいまどのロッジも同じだよ、とのこと。
他を当たるのも大変だし部屋を見せてもらって、問題ないのでとりあえず1泊確保。
A.D.Friendship Lodgeというところです。

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Namucheではつい先日(2019/03/09)からNamucheはロッジ協会を設けて
宿泊客はガイド・トレッカー問わず一律500RSの料金を取ることになったそうです。
(ロッジではなく各ロッジをまわってくるロッジ協会スタッフさんに支払います。)
以前はガイドがたくさんのトレッカーを連れてきて「タダで泊めて」てことがあったそうで、
エスカレートしてバッテリーチャージやwi-fiまで無料にしてくれ、と言うガイドがいたり、
またそのガイドへの不満(ちゃんとお金払って来ているトレッカーなど)もあり、
昨年末にロッジ協会への一律支払で落ち着いたそうです。
全ての村ではないですが、このあとたくさんの村で同じような制度を導入しています。
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さて、、朝からスニッカーズしか食べてないので腹ペコ。
お昼食べがてらにNamuhe Bazarを散歩。
アウトドアショップもカフェもお土産物屋もAMTも換金所もなんでもあります。
ポーターさんが担いでくるぶん料金はタメルより割増。
たしか値上がりは確かこれくらい。。
・スニッカーズは1本がタメル:65RS→100RS
・トイレットペーパーはタメル:100RS→250RS。
・象足(EXPED正規品) Amazon:4600RS(当日の€レート換算)→4980RS
お昼ご飯は悩んでうろうろした結果、まさかの日本食やさん。笑
照り焼き丼にした。うまー。


ななみ唐辛子。

ちなみにこの店、バッテリーチャージが無料です!ありがたい。
wi-fiもあるけど使ってないのでどんなもんかはわかりません。
ご飯のあとも少しウロウロしたけど寒かったのでロッジに戻る。
レストランでは薪ストーブの準備が始まってました。

6時半に晩ごはんをお願いして、時間があるのでシャワー。
想像以上の水量!と熱さ!!嬉しい!!
ちなみにNamuche以降もホットシャワーが有料で使えるロッジはたくさんあります。
ただ寒いので体調崩すとだめなので使わない方がいいよ、とオーナーは言ってました。
旦那がシャワー行っている間にロッジ協会へ1泊分の支払い。
ふたりで1000RS。

A.D.Friendship Lodgeのオーナーは日本語が堪能。びっくりした。
ガイドをされているそうで、秋にネパールやインドの山に日本人を連れてガイドをするそうな。
春は奥さんがやっているロッジが忙しくなるので手伝ってるんだとか。
彼は日本にも何度も来ていて、特に北アルプスはたくさん登ったそう。
日本の山小屋にロッジ経営の勉強を何度もしに行っているみたいで、
たしかにトイレの掃除が行き届いてめっちゃ綺麗だったり日本人好みの丁寧さを感じます。
最近は要望があったからシャワー・トイレ・コンセント付きの個室も新たに作ったんだとか。
実際にそれは大人気でだいぶ先まで予約でいっぱいだって。
設けてもどんどん改善しなくちゃでロッジ経営も大変なんだから!て言ってました。
せっかく日本語が通じるし、アレルギーのことを相談。
ここから先、どこまでもお米のメニューはちゃんとあるから大丈夫!とのこと。
朝ごはんメニューの欄(トーストとかチベタンブレッド)以外の注文も常時受け付けてくれるって。
あと大麦やライ麦もダメならポリッジや、ダルバートについている豆煎餅のようなものも避けた方がいい。
とりあえず安心。
せっかくタメルで買った米は荷物でしか無いことになった。。笑
6時半になって晩ごはん。
ダルバードにはまさかのふりかけがオマケに!笑
少し塩辛いけどスープもお米もおかわりしてお腹いっぱい。毎日お腹いっぱい。。

晩ごはんのあともオーナーと話したり、映画(DVD)流してるののんびり見てたりで気付けば21時過ぎ。
翌日の朝ごはん注文しといておやすみなさい。
エベレスト街道トレッキング2日目おわり。
すでに標高は3400mを超えて私にとっては過去最高の標高。
特に高山病の症状は強く出ていませんがなんだか頭が思い。
翌日はNamuche近辺で高度順応なので、翌日以降に期待です。
- 2019/04/13(土) 20:40:09|
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