いよいよ長かったベトナム縦断も終わり。
朝7時半のバスでラオスのルアンパパーンへ向かいます。
朝起きるとディエンビエンフーは濃霧でした。
昼は暑いのに朝晩は寒いので、寒暖差が原因??

前日購入済みのチケットを渡してバスに乗り込みます。
足場の少し広い前方座席を確保!
バスは値段が495000ドン。所要時間は約11時間。

バスターミナルはバスやタクシーが入り乱れて大混雑。
ベトナムではバイクはマイクロバスの上に積んじゃいます。格納庫からもでてきます。

定刻数分前に出発。
座席は6割くらい埋まっていました。
(特にピックアップもなく最後まで満員にはなりませんでした。)
最初は長閑な田んぼの中を進みます。

少し郊外に出ると自転車に乗る人が増えて、
田んぼに苗を植えたり草刈りをしている人がたくさん見えました。
見えた範囲では機械は使っていません。
広大なこの田んぼ全部人力か、、と思うとちょっと途方も無い。
しばらくするとどんどん山道を登っていきます。
濃霧を抜けて、雲海に!!空が青くて綺麗。

もうしばらく走るとトラックが後輪を溝にはめて動けなくなっていました/(^o^)\

道を塞いではなかったので影響はないですが一抹の不安。(・∀・)
過去このルートを通った人で事故に巻き込まれた話も聞いていたので。。大丈夫かな。
ベトナム国境までは特に問題ありませんでした。

出国は一瞬。9時ごろでした。
ぱらぱらーとパスポートを見てすぐスタンプを押してくれました。
日本パスポート最強。
同じバスに乗っていた欧米人は何故かよくわかりませんでしたが出国できず。
たいへんやな~どうするんやろ~と思ってると、
バス発車。えぇぇぇぇ( ´Д`)
荷物とか積んでないの??大丈夫???
無情にもバスはそのまま走りすぎてラオス国境に到着。

↑これとは違いますが国境には石碑がありました。
ベトナム側、ラオス側それぞれにそれぞれの言葉で国名が刻まれていました。
国境からだいぶバスで走ってラオス側のイミグレに到着。
(これさっきの欧米カップルが出国できても歩くのは酷な距離。。)

ここがむっちゃ腹たったーー!!!
聞いてたけど!どうしようもないけど!!
まずパスポートのチェックがあって、そこで2ドル支払い。
これはいいねん。入国税と聞いてるから。
その次の窓口で入国スタンプを押してもらうところ、
「4ドル払え」
なんでやねん!さっき窓口ポスターに
・Passport pay 2$/person
・Border pass pay 1$/person
て書いてたやんか!もしここで請求されてもたかがスタンプ押すのに4ドルはない!
正式に払わなあかん入国税はさっきドルで払ったし!!
なんか指差してる張り紙に外国人とか時間外の料金のこと書いてるっぽい(ざっとしか読んでない)けど
それとも額合わへんやんけ!せめて額を合わせろ!納得させろ!!
いろいろ食い下がってみたもののさっきの欧米カップル置いてけぼりを見てるのであんまり言えず、、
結局その場で現地通過に換金して支払いました。
その換金所もなんかレートがおかしい。
スタンプ押すにはなら30000キープでちょうどやで、と言うけど
レートが100000ドン=30000キープで、100000ドンってだいたい470円くらい。
4ドル超えとるやんけーーーーーー( ̄^ ̄)
しかもなんで事前にキップ用意せんのや!と換金所のお姉さんに言われたけど、
ごめんけど、ベトナム入った時点で春節でまともに銀行開いてへんからや!!笑国境にATM置いてからその文句を言えただ、噂に聞いていた体温測定は無し。
おでこに体温計ピッてやるだけで50円くらい取るんだぜ。。うそやろ。。
公然の賄賂としてこういう事例があるのは聞いていたけど、パスポートを人質にすんのほんまやめてほしい。
そういえば、出入国カードもなかった!(大丈夫か??)
まぁ入国スタンプを押してもらえただけ良しと思うようにします。

乗客全員の入国手続きが終わって10時頃に再出発。
ラオスに入ってすぐはそんなに大幅な変化はないように思いましたが、
少し素朴というか貧しい感じになりました。
ガス急騰の設備がなくて薪を積んでいる家がおおいな、とか。
その先だいぶ進むとベトナムというよりカンボジアとかタイに近い雰囲気がしました。
10時40分ごろ、停車。
小さい売店と食堂があるようなところでした。
どうやらご飯を食べておけということらしい。

どうすればいいんだろ?と思っているとどんどん料理が出てきて、
同乗のベトナム人?ラオス人?女性がおいでおいでするのでご相伴にあずかる。

みんなで円卓の周りにあぐらをかいてすわります。
おかずはこのあとスープが2種類追加されました。あとどんぶり山盛りの餅米。
味付けとか雰囲気はディエンビエンフーとかわりません。
美味しかった!!つい食べすぎました。
満腹になった人から離脱して、最後バス出発前に支払う仕組みでした。
2人で120000ドンくらい。(ベトナムドンで払わせてくれた)
ちょい高めですがもしかして昼食いっぱぐれるかも、、と思ってたので満足満足。
11時半ごろに再出発。
満腹も相まっってウトウトしてましたが、ここで超悪路になってきました。
舗装が穴ぼこで運転手さんも速度落としたり避けたりするけど乗客みんなバインバイン跳ねてます。
一回ほんまにお尻が空中に浮いた。笑
そしてうとうとしてたら窓ガラスにバンバン頭打ちます。
2箇所くらいたんこぶできた/(^o^)\
14時半ごろまた停車。道端のマーケット横で。


売っているのは生鮮が中心。
野菜、果物、たまに干物とか。
停車時間はあっという間ですぐ発車。
隣席のおばさまが買ったらしい何かくれました。
芋と梨を足して2で割った何か、みたいな味。
たぶん水分補給がメインの果物とか野菜やと思います。
びよんびよんんしてるので全くピンとが合いません。さらに走って15時半、バスターミナルで休憩。
もうお尻疲れたよ、、_(┐「ε:)_


停車した瞬間に物売りのおばちゃんがバスに群がります。
むしろバスの中に入ってきます。
気になったのでおやつに「スティッキーライス」なるものを購入。


味はカンボジアのロクラン?と同じです。
竹筒で餅米と黒豆をココナッツミルクで炊いたやつ。
これは赤米?なのか赤豆使っているのか?赤飯の甘いやつみたいでした。
美味しかった~。
この後、私ほぼ死体。
ずっと寝てるかほげーーと外を見ていました。
山の中の道をどんどん高度を下げてくねくねと走るのですが、
カンボジアと違って住宅が三角屋根になったので、ぱっと見は日本の田舎道のようにも感じました。
そして到着予定を大幅に超えて20時半ごろ、ルアンパパーン到着。
南バスターミナルでした。あーー疲れた。

宿泊予定のゲストハウスまで少し距離もあるのでトゥクトゥクで移動。
丸一日かけてディエンビエンフーからルアンパパーンまで移動できました。
これから数日間はラオス。
ラオスは2人とも初上陸の国。
楽しんで過ごしたいと思います!
- 2019/02/10(日) 22:41:47|
- ベトナム→ラオス
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