ひょんなことから訪れたダニュピュ。
お坊さんと過ごす日々はあっという間に過ぎてしまいました。
4日目の朝、ついにヤンゴンへ戻ります。
朝、前日と同じようにイナサラ達が迎えにきました。
この日は約束より前に来て焦りました。

今日は一緒に地元の食堂で朝ごはん。
豚のフライドライスをご馳走になりました。うまうま。
デザートにバナナももらった。
ミャンマーのバナナは日本のよりちょっと酸味が強め。
ねっとりした食感でとてもおいしい。

ご飯のあとは僧院におじゃま。
まずは大先生にご挨拶。
来た時と同じように私たちは膝をついて、合掌してお礼と念仏。
ヤンゴンに帰ります、というと気を付けてと言ってくださいました。
部屋に置かせてもらった荷物をまとめて部屋の外に出してからは他のお坊さんにもご挨拶。
イナサラ達の先生や前夜にワイワイ過ごしたお坊さんに一人一人合掌してご挨拶。
勉強棟のなかも見せてくれました。

少年僧、青年僧たちはここで念仏の勉強をするそう。
私たちがおじゃましている時も続々とやってきて座席についていました。
机には教科書みたいなのが置いてあったけどだれか年配のお坊さんが先生になるのかな。
普段の勉強がどんな感じなのかはそういえば見る機会がありませんでした。
バスは7時半発。
前夜にニャナさんが手配してくれました。
僧院の近くから乗車できるということで15分前くらいに出発。

まだ朝の濃霧が残っていました。
朝日の逆光で幻想的な景色
バスがパンクしたかなんかで遅れるらしく、普通の民家の前で手持ち無沙汰な待機。

犬もまったり寝ています。

イナサラは寂しそう。
前日から事あるごとに「帰ると寂しい」と言っていました。

結局8時ごろにバスが来て乗り込みました。

荷物をラゲッジスペースに積んで急いで乗り込んで、
気付いた頃にはバスは出発してイナサラ達に手がふれなかった。。。
せっかく見送りに来てくれたのに本当に申し訳ない。
ニャナさんがヤンゴンに用事があるということで同行してくれました。
そのおかげか4列シートのバスの左側最前列にニャナさん、右側最前列に私たち。
*お坊さんは一般の人と同じ席には座りません。たいてい最前列が専用に開けられています。
10時半前にランダーヤのバスターミナルに到着。
旦那とニャナさんはお昼ごはん。お昼までに食べないとね。
私はまだ朝のフライドライスががっつり胃に残っていてとても食べられず。

ここからまた61番のローカルバスか。。と思ったらタクシー乗車!
ニャナさんが助手席、私たちは後部座席。
ありがたやありがたや。


ヤンゴン近郊にきてどこまで行くかなと思ったら突然の停車。
ここどこや??と思ってるとスーレーパゴダ行きのバスが出るとこ。
私たちの宿がスーレーパゴダの近くだから考慮してくれたみたい。
ちょうどそのバスが出発直前だったみたいで、ニャナさんにこれやで!乗り!!と言われて慌てて乗車。
慌てて運賃を準備したりでニャナさんにも手を触れませんでした。。
なにかとこの日の別れはバタバタしてんな。。
大荷物なので邪魔にならないようちんまり座って、
混んできた車内からごめんごめんとなりながら出ました。ふーーー。
ということで特に問題なくヤンゴンまで戻ってきました。
行きと同じ道順なので大きな新鮮味はありませんでしたが。。
たった数日の生活でしたが僧院で暮らしたこと、お坊さんと過ごしたこと、
彼らが私たちと変わらない人間味あふれる人たちだったことが楽しくて嬉しかった。
正直まだ彼らの仏教はよく分からないし、彼らの仏教への想いもわかりません。
ただ、もし仏様がいてもいなくても、彼らの今世と来世が平和で幸せであってほしいです。
もちろんミャンマーの人みんなが、日本の人みんなが、世界中の人みんなが同じく平和で幸せでありますように。
イナサラ、クッタラ、ニャナさんとは連絡先を交換してこの後も電話やメールを続けています。
ほとんどが旦那への連絡ですが!笑
今後ネパール、インド、、とどんどん距離が離れていくけど
こうやって縁があって繋がったのでいつかまた会えればと思います。
あとしばらくミャンマー(ヤンゴン)で暮します。
日々のちょっとしたことをまた書いていきます。
- 2019/03/15(金) 16:00:45|
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